2006年11月16日

明るい悩み相談室(中島らも)

中島らもに「明るい悩み相談室」(朝日文芸文庫)という作品があります。
朝日新聞に掲載されていた中島らもの質問コーナーに届いた読者の悩み
の回答を出したのを集めた本ですがとても面白いです。
あんまり面白いので読者から送られて来る質問は
本当は作者の中島らもさんが作っているんじゃないかと
疑問が出て来たくらいです。

たとえば「タイ焼きにからむお客にどう答えればいいか」の質問。

あと「山に帰りたくない母狸のいいわけは?」も最高の質問です。

お母さんが冗談で小さい頃に二人の子供にお母さんは実は
山の狸でお父さんに助けられたお礼にお父さんのお嫁さんになったんだよ。
二人が大きくなったらお母さんは山に帰らないといけないんだよと
いう話が大受けで子供はお母さん山に帰らないでと泣いていた。

そんな娘はもう高校生になって「もう山に帰っていいよ」とか
「山に帰る日が楽しみだね」なんて言って私を山に帰らそうとしますが、
私はまだ山に帰りたくないのでどうしたらいいでしょうか?

こんな風にどうでもいい面白い質問が大半なのですが、
時折真面目な質問があってそれについての答が心をうちました。

「結局死ぬと思うと生きるのが空しい」という質問です。
それについての回答の一つが次の言葉です。

神様さまがいいよとゆうまで
生きるのが人間の仕事なんだと
おばあちゃんが言っていた



与えられた命と思えれば、命に対する捉え方も変わっていくのでは
と思います。与えられたものを受け取ってきたそれが命のように
思うのです。

posted by ことだま教師 at 22:20| 🌁| Comment(3) | TrackBack(0) | 言霊メッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
中島らもさんの明るい悩み相談室にであったのは高校生の時でした。在英中、人から奨められて読みましたが、優しいらも氏の素晴らしい感性が嬉しかったです。馬鹿を馬鹿と一言で言うのは簡単だけど、生協の白石さんみたいに、言葉で答えてくれるのって、とっても嬉しいことだと思います。
Posted by 要子 at 2006年11月17日 23:46
人間は何故生きるのか?
「神様がいいよ…」。素朴な答えが真実だと思いました。
Posted by OH! at 2006年11月18日 00:02
たぬきのお母さんの質問はあの本の中でも1番面白かった。
Posted by なななな名無し at 2013年11月06日 22:19
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