2008年11月10日

タカ、鷹匠の話

午前中は名古屋のことだま教室でした。
午後からは時間が空きましたのでゆっくりした時間を
過ごしていました。


夜、たかこさんという方にメールを書いていましたら
テレビでドキュメント宣言で四肢不自由の鈴木孝幸さんの
ドラマをやっていて引き込まれるように見てしまいました。

タカと呼ばれている鈴木孝幸さんと育ててくれた里親
小松洋さんの20年間にわたる記録です。

生まれたときに手足がなくその子供の姿にショックを受けた
両親は育児を放棄しました。
その子供を里子として引き取ったのが小松洋さん
自分自身の子育ても終わり50代になってからの育児です。
おばあちゃんが子育てです。
普通の子ではないハンディを背負った子供を育てる気持ちは
どんなだったでしょうか?

一人でやっていけるように育てていく小松洋さんのことを
思うと胸が痛みます。

ことだまで「たか」は「鷹」を意味し鷹匠がいることで
自分の持っているチカラを最大限に発揮できると説明して
います。
タカの名前のある鈴木孝幸さんにとっての鷹匠は小松洋さん、
そうしたこともあって鈴木孝幸さんのドキュメントを
見ていたのですが、ここまで来るのにどれだけの困難があったかを
思うと胸が痛みます。

ドラマの中で次のような質問があります。

「普通の体だったらいいと思ったことはありますか?」

鈴木孝幸さんはこの質問をいままで何十回も聞いただろうなと
思います。(内心またかよ〜なんて思っていたかも知れません)

彼は次のように答えます。

「そう思うことはありますが、思っても仕方ありませんから
この体でやっていけることをするだけです」



パラリンピックに出場し今年の北京五輪では金メダルを獲得しました。
お世話になったおばあちゃんに恩返しがこれで少しはできたかなと
話す姿が感動的です。


生んでくれた両親についての聞かれます。

「両親についてはどう思うの?会いたいとか思わない?」

その問いに次のように答えます。

「両親については別にどうとも思いませんよ。記憶にもないので
会いたいとも思わないし。それよりおばあちゃんに育ててもらった
ことが良かった。」



きっとその通りなんだろうと私自身を振り返って思います。
私も生後三ヶ月に母親が私の元を去ってから祖母に育てて貰いました。

母親に今まで一度も会うこともなかったけど会いたいと思った
ことはあまりないからです。むしろ祖母、おばあちゃんに育てて
もらったから母親がいなくても良かったわけです。

実の両親に育てられるのが一番いいですが、万が一そうでなくても
実の親のように育てることもできるということです。

生みの親より育ての親という素敵な言葉もあります。

里親である小松洋さんにあふれるほどの愛情と甘やかさないで
一人でも生きれるように自立できるようにと深い愛情を受けた
ことを鈴木孝幸さんの姿を見ながら受け取りました。

鈴木孝幸さんにとっては小松洋さんは本当に鷹匠になっている
ことを実感したドキュメントでした。

世の中には実にすごい人たちがいることを改めて知りました。


でも小松洋さん、おばあちゃんと言われていますが実に
オシャレで私のおばあちゃんとは大違いでした。
私のおばあちゃんはほんとおばあちゃんという感じでした。
それはそれですごくいいのですが。

私のおばあちゃんはもう30年以上前のおばあちゃんですが
今のおばあちゃん像も大分変わったんだなあと思いながら
見ていました。


posted by ことだま教師 at 20:40| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 言霊メッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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